単身サイクリストと愉快な工具たち 

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サイクルモードinternational2012

 久しぶりに朝イチで温泉に行ってきました。病み上がりだからどうかと思ったけど、気持ちよかったのでたぶん大丈夫でしょう。

それはさておき、昨日幕張メッセまで「CYCLE MODE 2012 INTERNATIONAL」に行ってきました。なんのこっちゃって思った人は、「試乗展示会」とでも思ってください。

水曜日に医者からようやく病院に行って風邪薬をもらい、体調もだいぶ良くなったので残りの薬を飲みながら在来線にゆられること約4時間(宇都宮線~山手線~京葉線快速)、

ようやく着きました、幕張メッセ。いつ来ても遠いです。東京駅のホーム移動が遠いので余計に遠く感じます。おなかが空いたのでこの手前で吉野家で牛丼食べました。

誓約書を提出し手首に走行証(?)をつけてもらい、いざ入場。ちょうどコルナゴブースでコルナゴさんがトークショーをしてました。2年前に初めてこのイベントに来ましたが相変わらずこちらサイドは静です。盛り上がってないというわけではないのであしからず。

今日の目的は購入検討中のANCHOR RMZに乗ることなので真っ先にアンカーブースで受付を済ませました。ざっと10人待ち。ヒマなので周辺をうろうろと見て回りました。

写真ないけど最初に行ったのはシマノ。DURA ACE 9000シリーズの試乗(固定ローラー台で)をやっていたので乗ってきました。

2chでも言われていましたが、レバーの引きがマジで軽い。フロントディレーラーをアウターに入れるときでも「スコンッ」て入ります。その後乗った試乗車についていた7900DURAや6700ULTEGRAや5700 105と比べてもありえないくらい軽いです。現在の愛車RFX8には6700アルテが付いていて、次に買おうと思っているRMZにも6700アルテでいいやとか思ってたんですが、考えが変わりました。妥協できないと思えるくらい9000は魅力的です。試さなければよかったのかな…?

まだ時間があったので、すぐ乗れそうなところはないかとうろうろしていたところ、近くのBOMAが空いていました。早速声をかけてみるとちょうどMサイズのロードが帰ってきたところ。楽しいトークのスタッフさんがサドルの高さをあわせてくれて、気分よくスタートです。

試乗後に写真とっておきました。

ヴァイドだそうです。フレームセットもさほど高額でもない。ダウンチューブが太めです。

ブレーキかけたときに初めて気づいたのですが、カーボンチューブラーです。初めて乗りました。

ホイールも含めて全体的に軽く仕上がってるので(フレーム1050gはRFX8の1000gに匹敵します)踏み出しはとても軽いです。しかもRFX8のように柔軟なフレームではないので踏めばぐっとでてくれます。コース1周と短い距離しか試乗しませんでしたが、気分よく乗れそうな気のするバイクでした。できればレーパンとビンディングペダルで50kmくらい試乗してみたいですね。この仕様で価格は60万円位かな。デュラにすると70万円台に乗るかと。

今思えば、最初にこれに乗ったのが大きな過ちだったのです。

アンカーにおいてある上位クラスの試乗車に付いているホイールはWH7900-C50CL。自分でも持っていますが、重いのです。短い距離で乗った感覚ではカーボンチューブラーと比べると鉄下駄レベルに思えてしまいます。自分で所有して乗っているのでフレームの差を比べるのにはちょうどいいのですが、そうでない人がこれに乗って「アンカーてこんな乗り味なのか」と思ってしまうとちょっともったいない気がします。それくらい重いのです。せめてC24かフルクラムR1をつけて欲しかった。

さてさて、ようやく私の番が回ってきました。

試乗前に一枚。フレームはRMZ490mm相当でSEL4。ハンドル、ステム、シートポストがANCHORの物になってます。本当はISPなので特別仕様ですね。コンポは7900デュラ。ペダルこそフラットですが、とりあえずRMZです。すぐ足を着けるようにサドル高さはかなり低めにしておきました。

特別軽いバイクではないのですが(フレーム1100g)ハンドル、ステムも重いのが付いてるので乗った感じも微妙です。結局分かったのはRFX8に比べれば踏めばでる。しかも振動吸収性も高い。それだけ。ポジションも出ていないし、距離も短いので初心者の私がこのフレームのすべてを短時間で感じ取れるはずもないのですが、思ったほど感動の少ない乗り心地でした。

なんといってもRMZの一番の売りはオーダーフレームだということ。パーソナルマッチングなので剛性は選べば硬くもやわくもできます。RFX8をオーダーしたときに計測した結果ではSEL4が推奨されましたが、もし自分がオーダーするとすればRFX8と差別化を図るべくSEL1か2を選択しようと思います。似たようなの何台も持ってても仕方ないよね。

これからはじめるとすれば新型のRL(RFXの後継機)で決まりなのでしょうが、いまだとアンカーから選ぶならRMZかRIS、どちらにしようか悩みどころです。

(レースしないんならいらないんじゃないの、という話になるとママチャリまで選択肢に入ってきてしまうのでそれは無しで。)

せっかく来たのでアルミバイクにも乗ってみようということでRCS6にも乗ってみました。確かに踏めばぐいっと前に出ますが、路面が悪いとハンドルに振動がかなり伝わってきます。フォークこそカーボンですがフレームがアルミだと振動が吸収されないんですね。いい体験ができました。今のところアルミフレームは無しですね。ローラー台トレーニング用にあってもいい気もしますが、私にはトレーニング専用機なんて贅沢です。

今回、こんなのにも乗ってきました。

パナソニックギュットミニDX147000円。

電動アシストつき子供2人乗せ可能な自転車です。スポーツ車に電動アシストをつけちゃうと軽さが失われるので好きになれません。やっぱり電動アシストはこういった実用車にこそつけるべきだろうと思います。持ち上げるとすごく重いですが、アシストが効くので踏み出しや坂道も軽々走ります。高いけど、子供がいるなら欲しいですね。

9000デュラに電動付いてる!てことはこれは9070なのか!カタログに載ってる16万円高いRIS9です。9000のC35CLはC24と同じくカーボンラミネートになったようです。そこそこ軽いし、これいいなぁ。

RIS乗ってみたかったけど、2時間くらい待たされそうなのでやめました。体力がまだ回復していないので結構へとへとなのです。

試乗して思ったことは、やはりホイールの差は大きいということ。同じホイールで乗らないとフレームの差は感じにくいと思いました。せっかく試乗したけど、次の1台、何にしていいか余計に分からなくなりました。来年になったらショップに行ってMADONEに乗せてもらい、それから考えてもいいような気もしました。

飽きたので会場を後にし時計を見るともう3時。まだ風邪がよく治ってないので体調も良くないので帰りは新幹線で帰りました。

その途中で見かけたもの。

なんか、青虫見たいのが付いてる!