単身サイクリストと愉快な工具たち 

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六角レンチを見た目で比較

 現在手元に3種類の六角レンチセットがあったので比較してみました。

左から

PB SWISSTOOLS(スイス)

HAZET(ドイツ、ただしどこかのOEMだったはず)

WERA(ドイツ)

どれもボールポイントつきロングタイプです。サイズは10,8,6,5,4,3,2.5,2,1.5の9本組。

ホルダーはPBが並列。HAZETは10,8,6,5間で上段。WERAは10,8,6までが上段。2段タイプではこれが一般的か。ただし、このWERAのホルダーは開くのである意味1段。

会社にはWERAの強力タイプもありますがあれは特殊なので割愛(小さいサイズでも軸が太くなっているので細いところに入らなかったことがあります)。倉庫の工具箱にはSIGNETもありますが価格帯が違いすぎるのでこれも対象から外れます(使えないわけじゃないんですけどね、触っただけで安っぽい感じが分かるレベル)。

まず、表面処理。どれもメッキしてあります。PBのみレインボーカラーで塗装もされてますが、それはおいといて(そういえばWERAもレインボー出してきましたね)。HAZETだけがメッキの色味が違います。光沢のある感じ。

六角側の端面処理。どれも角は面取りされてます(ここ重要。これがされてないと精度に不安がある気がします)がPBは旋削したような後があり、HAZETはぶっちぎった感じ。WERAは研削されたような感じ(このHAZETまさか偽物じゃないだろうなぁ)。

ボールポイント側。こうしてみるとHAZETは必要な長さに切った(熱いうちにギロチンカッター?)あと成型されてるのかなとか思う。

横から。こうしてみるとメッキの色がそれぞれ違うのが分かります。

HAZETのメッキは結構雑な感じです。でも、HAZET自社製作のソケットのメッキみたいに塗装みたく剥がれる感じはありません(今のところ)。

参考になりましたか。実際使うにあたってはこういったところはどうでもいいのかもしれませんが、自分で使う道具に愛着を持つという意味では見た目も重要なのは確か。どうせ、油で汚れたり傷が付いたりしていくんでしょうけどね。

ちなみに価格は

PB>HAZET>WERA

定価だとPBがダントツ。10000円以上します(ボールがなければかなり安くなりますが)。HAZETが7000円台後半。WERAが5000円ちょっと。私の使用頻度だと10年以上使うのでそう高い物でもないと思いますがいかがでしょうか。

人によってはメッキされているとそれが剥がれたとき刺さってケガをするという人もいますが、そんなになるまで使ったんだったら交換すればいいだけのこと。使用頻度や保管状況にもよりますが短い期間で剥がれるようなメッキだったら粗悪品です。

WERAは明日から会社に持って行きます。もともと会社にはWISEのスーパーボールレンチセットが2セットありますが、仕事の参加人数が増えると2セットでは足りなくなります。自分の分がない事態になると作業したくてもできなくなるので六角レンチセットだけは複数持っていても損はありません。自前であることを告げておくとなくなる確率も低くなるのでいいことです。

いい工具ととりあえず使える工具は頭の中で分けておきたいですね。会社には12mmの六角レンチを買ってもらわねば(14mmキャップスクリュー用)。