単身サイクリストと愉快な工具たち 

気軽にサイクリングと買い物を

箱根サイクリング

土日を利用して箱根方面をサイクリングしてきました。

そもそも箱根ってどこにあるんだってところから始まります。

なんか、正月に駅伝やってたなぁってくらいのイメージです。

朝一番の新幹線を乗り継ぎとりあえず小田原へ。

土曜日ですが、私立校は学校があるようで周りが女子高生多めでした。

若干気になりますが自転車を組み立てて、おもむろにジーパンを脱ぎます。

もちろん下にレーパン履いてますよ。

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小田原駅前にて。

結構同じ考えでサイクリングしようと思ってる人は多く、数人が自転車準備してました。

さて、今回のルートは、

小田原~真鶴~湯河原~椿ライン~芦ノ湖小涌谷~箱根~小田原

の周回ルート。だいたい65キロくらいでしょうか。

今回からオルトリーブのサドルバッグLを導入したので、余計なバックパックはロッカーに預けました。

背中が軽いって、いいですね。

さあ、出発です。

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相模湾を望む。

ここまでで既に3台のパトカーとすれ違いました。高波の警戒中でしょうか。

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海は、穏やかでした。

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もっと荒れてると思ったのに。

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真鶴駅

ここでようやくボトルにポカリを補給します。地味に暑かったのでのど乾きました。

写真もそこそこに、先を急ぎます。

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湯河原方面入口に右折します。

今日は、すいてますね。

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湯河原駅。こんなところまで駅を作ってるんだなぁ

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奥湯河原公園にて。

ここからちょっとすすんだところから椿ラインが始まります。

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川の音が、涼しげでいかにもな風情がありますが、水の色が、好きになれません。

まあ、温泉場の川なんてこんなもんですよね。

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オレンジラインてのも気になります。ミカン狩りが始まってるようでしたので、そのオレンジでしょうか。

さあ、椿ラインの始まりです。約20キロ、ひたすら登ります。

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勾配は比較的緩やかです。那須みたいに急なところはなかった(と思う。)

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ししどのいわや前。だいたい半分くらいでしょうか。

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こちら側から登ってきました。バイクで来た方が結構休んでました。

奥に、トイレがあったので利用させてもらいました。

さらに進みます。しかし、もうばててます。

この道、ワインディングロードを求めてライダーが頑張ってせめてたりするので結構事故が発生してるようです。

路面に2か所のオイル区間、そして花束が供えられたガードレールが一か所ありました。

転倒、注意です。

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箱根レーダー前。

有事の際は真っ先に狙われるレーダーサイト…

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ガスってきたけど、登ってきた道を見下ろす。

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結構来たなぁ。

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ようやく着きました、箱根。

そしてようやく登り終えたのかな。

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レストハウスも有料道路、つまり自動車道の中だそうでして。

つまり、自転車の俺は入れません。ガイドには立ち寄ってもいいような感じで書いてあったような…

どうなんでしょうか。

諦めてしばらく下ります。

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振り返る。

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ちょっと進んで、気温が低いのでウインドブレーカを着ました。

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富士見台にて。芦ノ湖が見えました。

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セルフタイマー起動。

あ、せっかくの芦ノ湖が…

先を急ぎます。

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その先の交差点は右へ。どんどん下りましょう。

気持ちよく下っているうちに芦ノ湖にたどり着きます。

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芦ノ湖畔にて。

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穏やかで、混んでる割には静かで、結構好きな雰囲気の場所です。

しばらくぼんやり眺めていたい気分でした。

ここがゴールならばゆっくりと昼食をと行くところですが、あまりゆっくりもしてられない行程でしたので

バス乗り場の自販機でドリンクを補給してからその先を目指します(また登りです)。

それにしても、自販機があるのにゴミ箱がないことが多い。

空き缶ペットボトルのごみ箱の設置は自販機を設置する義務じゃないでしょうか。

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ここが国道1号線最高地点。何の感慨もありません…

奥に映り込んでますが、結構ジョギング、というか走ってる人を見かけます。

駅伝コースってこの道?

さて、ここからは待ちに待ったダウンヒルです。車に気を付けながら気持ちよく下っていきます。

途中、なぜか新郎の白いタキシードで走って登ってくる人もいました。もはや罰ゲームです。

途中、踏切に引っかかりました。

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くぐるな!じゃあ、またいでいきましょうかw

せっかくなので、箱根登山鉄道を見ていきましょう。

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轟音を発しながら登ってきました。

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すごく混んでます。乗車率200%くらいでしょうか。

原チャリすら追い抜きながら下っていきます。

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蛙の滝(だったかな)。

車だとあっという間に過ぎてしまい見逃してしまうところですね。

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何か、古い橋のようです。

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水量は、普通でしょうか。

隣の店のタイのにおいが空腹を襲いましたが、我慢して下ります。

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道に、ワニが…

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芸術作品でしょうか。

実はパン屋さんです。箱根麦神。

小腹を満たすべく、お買い物です。

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ウインナー食べたかったんですよ。

ほかにもコーヒーあんぱん(こし)とクリームパンを買いました。

値段は結構高めだと思いますが、パン自体がおいしいのでまあ許せるレベル。

これからもおいしいものを作っていってほしいです。

サドルバッグにパンを入れて、ついでにウィンドブレーカーも脱いで出発です。

鈴廣の本拠地みたいな店を見つけましたが、今日はサイクリング目的ですのでパス。

後で電車や車で来ることを心に誓い、小田原駅へ。ここまで約67キロ。

預けておいたバッグを受け取り、今日の宿泊先を目指します。

国道1号から134号へ。重量感たっぷりのバックパックを背負って頑張って走ります。

途中、身軽な装備の方々にことごとく抜かれていきます。

追いかける気にもなれず、淡々と走り続けます。

交通量はそこそこ。荷物さえなければ結構走りやすいと思われます。

のどが渇いたのとおなかがすいたので途中のコンビニで休憩。

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ここでコーヒーあんぱんを食べました。コーヒー風味のパンがただ甘いだけのあんぱんにいいアクセントになってます。

ついでにサイダーを飲んでリフレッシュし、トイレ休憩してから出発です。

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サザンビーチ付近。

なんかサイクリングロードがあるって書いてあったんで入ってみました。

サーファーがいっぱい。胸騒ぎがしてきます?

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烏帽子岩というそうですね。

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江の島が見えます。

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海はまだ穏やかでした。

ちなみにこのサイクリングロード。海沿いにあるっていうことはすなわち砂だらけということです。

基本的にはサーフボードを積んだ地元の方のチャリが通るようにできているようでして、まず、ロードバイクで走る感じではありませんでした。砂だまりによる転倒に気を付けながらゆっくり走ります…並走するおねーちゃんの後ろを追いかけながら…

道が狭いので併走されると抜けないんですよ、これが。

仕方がないので海を眺めながらゆっくりと走りました。

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波の音に癒されながら、ゆっくりと走ります。栃木県ではこうはいきませんからね。

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だんだん日が暮れてきました。

やばい、ホテルのチェックイン17時だった。

慌てて134号に戻り、走行速度を再び30キロ台に戻します。

江の島付近から先行するロードに人にくっついてちょっと楽をさせていただきました。

ひいてくださった方、ありがとうございました。

途中、クロスに乗った中学生が超高ケイデンスで追い抜いていきましたが、直ぐにバテたようであっさり抜き返します。

ただ、がむしゃらに漕いでただけみたいですね。

由比ヶ浜前のローソンでガリガリ君を補給し、さらに先へ。

三浦半島に回ってる余裕もなかったので直進して宿泊地、横須賀を目指します。

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バイクが多いです。

3回くらいアップダウンして、汐入に入ります。

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信号、多くなってきました。

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4時半を回り、間に合うか心配になってきました。

なんせ、土地勘がないもので。

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汐入駅前。都会に出てきた感じです。

このあと、米軍基地入口の交差点で2段階右折しようと待ってると、

????「そこの自転車の人、ちょっと来てくれますか?」

声をかけてくる人あり。何事かと思い歩道に入って待ちますと、そこには防弾チョッキを着た警察官が。

フルアーマー警察官「(基地の方を指さして)こっちから出てきました?」

singlecyclist「いいや、(横浜方面を差して)こっちからこう来て…」

フルアーマー警察官「そうですか、じゃあ、いいです。」

どうやら基地から出てきたと勘違いされたようです。

ともすると逮捕されそうな雰囲気でしたのでちょっとびっくり。

まさか今日の宿が基地からこんなに近かったなんて…

ホテルニューヨコスカに何とかチェックインに間に合い、輪行バッグに自転車を入れチェックイン。

駐輪も室内だとお金とるっていうので…

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ホテルの窓から。

景色を楽しむホテルじゃないので仕方ないですね。

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この姿だと、基地関係者に出も見えるのでしょうか…

本日の走行距離 約123km

走行時間 8時間3分

神奈川を横断したようなコースです。

箱根周辺の登りがあったことを考えると、134号は荷物持ってた割には結構いいペースで走ってきたようです。

惜しむらくは、パンとウィンドブレーカなんて軽いものをサドルバッグに入れ、重い輪行バッグをバックパックにしょっていたこと。

明日は輪行バッグはちゃんとサドルバッグに入れようと決意したのでした。

つづく