RMZにデュラエースを付ける~後編~
前回、ケーブルのアウターの色が気に入らなくて終わらなかったデュラエース取り付けですが、今週こそすべて取り付けたいと思います。
ということで、今週も乗りません。
まずは前回取り付けなかった、フロントディレーラーのサポートボルト(ホーローセットスクリュー?)の当たる部分のバックアッププレートを付けます。
しっかり跡がついてますね。
フラットとカーブドが入ってましたが、今回はカーブドを選択。
当たる部分もアルミだからどっちでもいい気もしますが…
そして、こちらが今回注文したケーブルセット(黒)。
どうも、ハイテックグレーが好きになれないんです。
早速、ワイヤーを取り付けていきます。
右STIにシフトケーブルを通したところ。
見えているアウターはブレーキのもの(これは流用)です。
ST-6700に比べ、ST-9001はワイヤーを差し込むところがわかりやすくなってる気がします。
ST-6700ではブレーキケーブルの隣くらいからワイヤーが出てきたのですが、ST-9001では完全に反対側まで抜けてから曲がっていきます。
このあたりの盛り上がりを嫌う人もいるとか。にぎりを邪魔する位置じゃないので気にしないことにします。
アジャスターが汚れていたのでこの時点できれいに拭いてグリスアップしてから作業します。
いざってときに固着して回らないと、ひどい目にあいますので…
FD-9000にはこんな治具がついてきます。
これでワイヤーが右に出ればコンバーターをオン側にするのですが、今回は左寄りですのでオフのままです。
リヤディレーラーはあまり変わらないですね。なので写真撮ってませんでした。
唯一の違いといえば、
ワイヤー保護用のスリーブがついてるくらい。
写真はワイヤーセットのものですが、ディレーラーにもついてきます。
インデックス調整もリヤは変わりません。
ワイヤーテンションの調整もやはり、2番目に小さいギヤからシフトダウン側に遊び分だけ動かして音鳴りがするのがベストっていうやつです。
初めてFDを5700から6700に変えた際うまく変速できなくてトラウマになり、それ以来緊張の一瞬であるフロントディレーラーの変速ですが、今回は問題なくアウターに変速してくれました。
ST-6700とST-9001の違いですが、フロントディレーラーのトリムの位置が変わりました。
ST-6700が
ロー ー Lトリム ー Tトリム ー トップ
に対し、ST-9001は
Lトリム ー ロー ー Tトリム ー トップ
となり、ロー側に変化が見られます。体が覚えるまでちょっとかかりそうです。
そもそも、ST-7900 FD-7900の組み合わせだと、トリム自体がなかった気がしますが今回はそれができなかったのでしょうか。
変速調整もとりあえず無事に済み、あとはバーテープを巻けば完成です。
化粧テープがあらかじめ入ってました。
ビールの缶が写ってるからって、別に飲みながら作業してるわけじゃないんですよ。
粘着力はまあ標準的かな。ボントレガーが強すぎるんだと思います。
左右の長さが違って見えるのは気にしないでください。
気まぐれで、いつもは外巻きー外巻きですが今回は内巻きー外巻きです。
結局どっちがいいのか判断付きません。
ピンボケ。
ちなみに、まだ、オイルは差してません。部屋に置いておくと、すごくほこりがつくんですよ。
さらにちなみに、9000のホイールにはマグネットセンサーがついてません。
なにやらスポークの幅が違うそうで、いずれ発売されるのかどうかは不明です。
試しにWH-6800につけてたシマノの白っぽいマグネットを付けてみましたが、見事にゆるゆる。
実は6800でもゆるいのですが、これはローラー専用にしてるのでまあいいとして、屋外を走行するホイールにこんなゆるいのを付けてるといつの間にかどこかに飛んでいってしまいそうで怖いので、余ってたGARMINのマグネットを付けておきました。
とりあえず、取り付けはこれで終了です。
初乗りは来週末となりそうです。表を走れるか、ローラー台になるかは天候次第。
まあ、デュラエースにしたからって速くなるわけでもないんですがね。
激変するのはフロントの変速。
インナーからアウターに変速するレバーの軽さがまったく違います。
ストローク量は変わらないんでしょうけど、これだけ軽いとびっくりします。
6800アルテグラや5800の105がどうなのかは触ったことがないのでわかりませんが、
6800用ケーブルもあるってことは9000デュラエースのほうが何か良いんでしょうと思いたい…
さて、来週乗るのが楽しみだなぁ。52-11って、何キロ出るんだろう…