単身サイクリストと愉快な工具たち 

気軽にサイクリングと買い物を

つらい日々を思い出すが

暑さに負けそうな昼下がり。

昨日は電車の中に逃げ込みましたが、そうそう毎日乗れるもんじゃないので

今日は扇風機で耐えながら、ちと昼寝。

3時過ぎにコンビニでアイスとバカルディモヒートを買ってきて映画鑑賞することにしました。

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アメリカンスナイパー。

実はこれ、フォーラム那須塩原で実際に観てます。

思い出す、仕事でいやなことばかり続いた日々。

息抜きというか、憂さ晴らしというか。

そんな思いでタイトルに興味を持ったこの映画を見に行ったのでした。

本当のところ、映画「パールハーバー」に代表される、アメリカ最強!的な映画って好きじゃないんです。

主観側が強いのは嫌いじゃないんですが、あまりに史実に反するんじゃないかって思わせる演出は、どうも、ね。

そんな思いもあって、どこまで本当なのかなとか微妙に距離を置いて観てました。

上映開始前にポップコーンを床にぶちまけてしまったことを除けば結構楽しめたのですが、

原作が気になり、その足でTSUTAYAへ。翻訳版を購入し読み始めました。

ちょっとネタバレします。

確かにムスタファという名前は存在するんですが、原作だとほかのシールズチームがヤッたらしいですが、

映画だとクリスがやったことになってます。

まあ、この位なら演出の範囲内でしょうね。

やはり、敵役というか、これといったヒールがいないと盛り上がりに欠けますしね。

ましてや題材が米国が一方的に始めたテロ掃討作戦ということもあり、敵はわかっていても広範囲過ぎて映画化しにくい。

アル○イダ事態も実態が不明すぎて、掃討作戦も機密性が高すぎて映画化しにくいし。

ちょっとスナイパーという役に興味があったのも事実。

漫画およびアニメの「ヨルムンガンド」にも結構スナイパーが出てきます。

338ラプアマグナムなんてのも実際に使用されているし。

映画を見た後、本当はあのシーンがああだこうだといいあえる相手がいるともっと面白いんでしょうが、

そこはsinglecyclist。常に一人で自問自答し反芻する。そしてここに書く。

戦争を賛美するつもりはないんですが、1人の男の人生が映画化されるって素敵だなって思わざるを得ない

作品でした。

ああ、私の敵役も…