パワーメーターの導入を検討した
いろんな人が取り入れているパワーメーターを活用したトレーニング。
今まで心拍数か同じ道でのタイムを指標としてきましたが、
ここにきて「自分もやってみたい」衝動に駆られました。
12月~3月上旬までをほぼローラー台でのトレーニングで過ごす自分。
退屈しのぎにもなりそうなので思い切ってパワーメーターに手を出すことにしました。
導入にあたり、気になることがいろいろありました。
①自転車が2台あるが、できれば両方で使えればいいなぁ…(RFX8はどちらかといえば練習用で、RMZがレース用という使い分けも含めて)
②あまり高価なのはちょっと…(20万を超えてくると来シーズンのレース用ホイールが買えなくなる)
③重量はまあどうでもいいか…(トレーニング用と割り切る)
手元にあるMOOK「最新!トッププロが教えるロードバイクトレーニング」(洋泉社)を見ながら考えました。
最初にこの本を見たときに、「なんだ、パワーメーターの紹介がメインなのか…」と思ってどうせパワーメータなんて高いもの買わないし、無駄なものを買ってしまったと後悔しました。
ところが、最近は結構値段が安いものが出回ってきてます。ちょっとしたホイールセットが買えるくらいの値段はしますが、SRMくらいしかなかったころに比べれば十分安い。金額的にはいろいろな種類が手が出るところまで来ています。
同時に、心拍数ベースでのトレーニングだと朝練のときは非常につらいとも思ってました。
2年前は夜練だったので問題なく(?)こなせたメニューですが、寝起き1時間でアップ10分だと心拍数ゾーン3を維持してローラー台を回すとかかなり苦しい、というかもちません。
逃げなのかもしれませんが、心拍数は’上げる’ものじゃなく’上がる’ものだという風に考えだしました。
これをパワーメーターによる出力ベースにすれば少しは変わるのではないかと。場合によってはもっと追い込めるのではと。
ご存知の通り、パワーメータには
ハブ内蔵型(パワータップはこれ)
ペダル型(ガーミンとかポラールとか)
のような種類があります。
先述した3項目のうち、①をクリアするにはハブ内蔵のパワータップが便利だと思いました。②③も同時にクリアしてます。
値段だけ考えればクランク型の中のSTAGES POWERなんかが10万切ってていい感じ。でも手持ちの2台の自転車でクランクのグレードが異なるので両方で使うには各種類買うことに。片方だけで使うならばこれもいいかな。
パイオニアはクランクを送らないといけないので今の時点での導入はできれば避けたい(乗れなくなっちゃうし)。
SRMは金額と入手方法がわからないので却下。
ペダル型はクリートがLOOKタイプになるようなので、無しかな。
うーん、やっぱりパワータップか?安いリムで組んだやつなら買えなくもない…
てなことを1日考えてから今日自転車店に行ってきました。
で、
いざ「パワーメーター導入したいんですけど、パワータップがいいと思うんですけど…」
なんてことを店員さんに言ってみたところ、
①パワータップは重量が~
②振れが出ると精度が~
③今はペダル型かクランク型が~
などなどといわれてすんなりパワータップが買えない雰囲気に…
となると、残る選択肢はクランク型しかない…
すかさず出してきたカタログはパイオニア。
値下げしたのでセンサーのみなら13万くらいなんですね。コンピュータが3万ほど。
でも、クランク送らないといけない…
今日もってきてないので却下。
すると店内在庫にSTAGES POWERがありました。
105と6800があり、ともにクランク長は170mm。
在庫があるならということで6800のSTAGES POWERを購入しました。
ポイント付いたかわかりませんが、会員割引はしっかりと効きました。ちょっと得した気分!
だがしかし、
「取り付けはトルク管理が~~~~店内で行うことになってまして…」
ネット上では結構みんな自分でやってるんだけどなぁ。
まあせっかく在庫があったので買うだけ買ってそのままお預かりしてもらい、後日取り付けに自転車を持ち込むことにしました。
会社を早退してさっさと行ってしまいたい。
ということで始まったパワーメーター導入。
この金額をホイールに回せばBORA ONE が BORA ULTRAになったかもしれないとか思わないでもないですが、トレーニングを進めていくにあたり、データが増えることはいいことに違いない。
使い方を間違えるとドツボにはまる可能性も無きにしも非ずですが、今までになかったものを試すというのは非常に楽しみでもあります。うまいこと使えるならば、RMZようにデュラエースのも買ってもいいかな。
ヒルクライム期間終了までの8か月間、どういう形でデータが積み重なっていくかを見ていきます。
疲労の感じ方と心拍数とパワーの関係とかね。
つづく。