リアス式海岸はアップ?ダウン? ~気仙沼から釜石までサイクリング~
先日は仙台から気仙沼まで。
今日は釜石までサイクリングです。
もともと1泊の予定で考えていたので、サイクリング後に帰宅せねばならないから、
帰りの電車の時間を考えてここまでとしました。
距離にして約80キロ。
平坦なら4時間の行程ですが、そうはいかなかった…
朝食を食べてタイヤにエアを入れて朝8時過ぎに出発。
この位の時間だと朝も余裕ですね。
とはいえ先日飲みすぎたのと寝不足で若干疲れ気味の中、早速の洗礼を受けます。
やたらと登ると思ったら…
峠の文字が…
山の名前とはいえ、峠ってどうなのよ。
俺の膝、早くもピンチです。
トンネルを抜けると、直進方向は三陸道路で自動車専用。
自転車は旧道?で唐桑半島側に行きます。
夏だったら、もしくはもう1日あれば早朝から走りだしてあっちこっち行くのもよかったですね。
いろいろ見たかったので、その辺が悔やまれてなりません。
左奥の山。山肌が紅葉で真っ赤に見えてます。
海と紅葉、ぜいたくな風景です。
日の出とともにくればもっと言い写真が撮れたかもしれないなんて思ってみたり。
思えば2011年、8月に友人の運転する車で来たことがあるのでここも通ってるはずなんですが、全く記憶にありません。
これだけ書いてあれば覚えていてもいいはずなんですが。
運搬用コンベア橋(勝手に命名)。
この先の仮設橋は狭いので歩道を行きましょう。
日曜日も復旧工事がそこそこ行われているので、ダンプやトラックが走ってくるので注意が必要です。
仮設ゆえにけしてきれいな路面ではなく、継ぎ目は盛り上がり尖り気味。
思えば、4年前はまだまだ何にもなく、ただがれきを集めただけだった気がします。
こっち側は4年前はよどんだ水と、がれきの山。
これからどういった形になっていくんでしょうか。
道の駅付近。
この近くに「奇跡の一本松」の場所があり、カフェなんかもできてたりしてました。
トイレ休憩してコーラも飲みました。
なんか、いたたまれなくなってくるんですよ。ここにいると。
ガソリンスタンドは復活。給油できます。
先を目指します。
大船渡に入ります。
ここまでも、坂です。
今日は昨日より暖かく、登りでは汗かいちゃいました。
その先ちょっと下ったところに駐車スペースが。
そこで見つけたこの看板。
ここも自動車専用道路になっちゃうのかな。
補給食として昨日買った沖縄ドーナツさーたーあんだぎーを食べながら、先を目指します。
少し海の近くに寄り道。
海が、細かく波立ってます。初めて見た気がします。
大船渡の市街を抜けた先、大船渡ICの手前のローソンで中休憩と軽食。
レッドブルが、夏仕様の味がありました。
店員さんがアニメ声で可愛かった…
車はいっぱい。
人の流れはとりあえずあるようです。
あとは建物と防潮堤ができれば形にはなるんでしょうか。
人の記憶には大きな恐怖と悲しみが刻まれてしまいましたが、時間は、過ぎていきます。
さらに先を目指す。
うーん、また峠ですか。
紅葉きれいだし、ここは諦めて登ることにします。
疲れもたまり、膝も痛み出したので、コンパクトクランクなのにローギヤ28Tまで使いゆっくりじっくり上ります。
ああ、冬服の荷物は重いなぁ…
登り切った先にトンネル。
45号線、結構トンネルがあります。
ここの区間は自動車道が無料区間なのでほとんど車が来ませんので安心です。
他は後ろから迫りくる車が怖いのなんの…
上にガードレールが見えるので、こちらが旧道でしょうか。
トンネル抜ければ…
紅葉の絶景が。
いい時期に、来たのかな。
海と、紅葉、リアス式海岸。ススキも含め、秋真っ盛り。
さあ、あと14キロ。
平地なら30分ですが、まあ、そうはいきません。
この場所、自販機があったので、コーラ休憩してから出発です。
トンネル抜けて、釜石市に入りました。
釜石港まではまだ距離がありますが、ようやく釜石です。
建設中の自動車道の橋。
これで自立してるってのがすごいなぁ。
45号線も、仙台から200キロ。
宮古まで行きたかったけど、このアップダウンでは明るいうちに到着できる気がしません。
電車も間に合わないだろうし、やっぱり予定通り釜石が今日のゴールです。
おそらく今回最後の峠の文字。
距離は大したことはないんですが、とにかくアップダウンが激しい。
ようやく釜石港付近まで来ました。
今日は向かい風もあり寝不足飲みすぎもたたり、結構つらいサイクリングでした。
JR釜石駅。
今日のゴールです。
人は、少ないかな。自転車乗りは私だけ。
目の前が新日鉄。
昔は高炉があったそうですが、今は線材や棒材を作ってる工場だそうな。
いわゆるロッド材。商品名ってあったんですね。
SKいくつだったかな。昔いた工場にもここから材料が来てましたね。
地震直後にも。
三陸鉄道側のモニュメント。
ネコさんたちは宮沢賢治つながりですね。
ラガーマンだったり駅員だったり。
ちなみに、木製です。
SLが走るようです。
見てみたかったなぁ。
とりあえず着替えて、自転車をたたみ、電車を待ちます。
あと10分早くついたなら、14:18発に乗れたんですがね。
1時間以上早く帰ることができたのですが、それはそれで良しとします。
次の電車は15:57。のんびりと待てます。
お土産買って、遅めの昼食です。
リアスラーメン。メカブ入りです。
このラーメン、新幹線のフリー紙トランバーユ11月号に乗ってました。
おいしいよ。ぜひ食べてみてください。
次はわかめラーメンを食べてみたい。
腹も満たされたので軽く駅前をうろつきます。
しゃけとカラフトマスでしょうか。
この炎は高炉から移されたのかな。
那須塩原までは11240円。
親指のけがは、朝空気入れた際、ミニポンプがバルブから抜けにくくて思いっきり引っ張ったら指がスポークにあたり皮がむけたのでした。
これをかいてる今もまだヒリヒリします。血が止まっただけまだましかな。
改札を抜けてホームへ。
釜石線。
はねっぽいのがついてますね。ひろしまのあれと一緒でしょうか。
こちら側は通れるのかな?
新花巻方面はこっち。
専用ホームも。
この度ももうすぐ終わり。
来年、また来るね。
右。オイルチェックスティックはどこに消えた?
夕日が眩しい車窓から。
約2時間、のんびりと走ります。
釜石の街並みを見ながら。
山の紅葉もさよならです。
新花巻のホーム。
安全柵がばっちり。
そりゃあ、はやぶさが止まらない対面走行のホームなので柵は必須でしょう。
315キロ(営業速度320キロ)で通過しますので、迫力というか、恐怖感ばっちりです。
動画撮っておいてよかった…
仙台で乗り換え。
萩の月と駅弁を購入。
はらこ飯。
乗車率も低く、ゆっくり食べられました。
2日で約200キロと、距離こそ大した距離じゃないですが、大変走り甲斐のあるコースでした。
LSD気分で走れるかなと侮ってました。
今年はここまで。来年はここから宮古~八戸~青森と進んでいく予定です。
乗鞍が終わったらスタートできるから9月10月ですね。
AACRとかの季節や、つがいけと乗鞍の間にも1回くらい行けるとさらに先に進めるのですが。
北海道新幹線も開通しますし、函館まで走ることもできるんですね。
余談ではありますが、現在のダイヤで稚内から帰宅しようとすると、
朝7時くらいの電車に乗らないとだめだなようです。
ほとんど調べずに45号線を走りましたが、とにかくアップダウンが多く、
しっかり走れるようにトレーニングを積んでおかないと楽しむ感じじゃなくなりそうですね。
もっと海沿いを走れたかな?
標高差は今日のが大きいかな。
以上、今年最後の東北サイクリングでした。