単身サイクリストと愉快な工具たち 

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ベアリング交換

 滝のような汗が流れるほど毎日暑くてたまらない日々が続いています。他人にかかる位(いや、マジでかかったよ…)汗が吹き出します。夏さま、もう、ゴールしても、いいんだよ!?

先日気になったフルクラムRACING5のリヤホイールのゴリゴリを解消すべく、ハブを分解してみました。youtubeでフルクラム自らベアリング交換の手順を公開しているので、見よう見まねでやってしまいました。打ち抜き治具と圧入治具は応急使用の自作です。ホントはHAZETの7188T/5とか欲しかったのですが、アマゾンDEから「送れませんよ」と即答されたのであえなく断念しました。

打ち抜き治具。先端Φ12、軸Φ8だったかな。材種は先端SS400軸S45Cです。長さとか超てきとう。

まずはスプロケットをはずし、ハブのナットを緩め、フリーを軸ごとはずします。カラーとか忘れないように。

フリーとシャフト。モリブデンでも入ってるような変な黒さですね。ラチェットが見えません。ここにもベアリングが入っていますが(6901)、手で回しても違和感がないのでこのままでおk!グリスだけ拭って新しいグリスを塗ってやりました。

次にハブのケースから先ほどの打ち抜き治具でベアリングを打ち抜きます。

打ち抜かれたベアリング。

6001RS(片側シール、内径Φ12外径Φ28厚さ8)右がフリー側。フリー側が汚れているのが分かります。手で回したらこちら側だけゴリゴリしました。もしかしたら洗浄してグリスつめてやれば復活するのかもしれませんが、今回は両方とも交換です。

nachi6001-2NSE9(両面接触シール)。1ヶ390円。

グリスアップする際、どうせ打ち抜かなければならないので両側シールタイプで交換しても手間は変わりません。だめになったら交換でおk。

ラチェットの受け側。元のグリスは白っぽいのが入ってたみたい。

今度は圧入です。これも急造使用の自作工具です。

Φ12丸棒とM12スタッドボルトとナットで作った圧入工具。ベアリング押しには古いベアリングをそのまま使用します。

圧入する面をウェスで拭ってから圧入開始です。カラーを忘れずに(一度忘れました)。

圧入中。平行度とか、それなりです。

その後逆の順序でいろいろ戻して終了。とりあえずゴリゴリ感はなくなり、ただのラチェットのカチカチのみになりました。回転もスムーズです。

明日、試しに少し走ってみておkならばそのまま土曜日のロングに使います。ダメならC50をハブだけグリスアップして持っていくしかありません。

明日から4連休です。

ここ2週間くらいほぼ毎日仕事だったので明日は疲れを取る完全休養日にしたいです。

呼び出しとか、マジで勘弁してください。