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ハブのグリスアップ(R-500編)

 今日は午前中に床屋に行った後、夕方からローラー練習用ホイールR-500のハブのグリスアップを行いました。

SHIMANO R-500

前後セットでもたぶん14000円位しかしない、安めの完成車についてくるホイールです。この値段でホイールができているのが信じられないくらいです。性能はそれなりですが…

まずは、クイックレリーズをはずしリヤホイールのカセットスプロケットをはずします。

CS-5700 12-25T(全部裏返し)

完成車についていたもので、自分の持ってる中で一番走行距離の長い部品です。

そこそこ磨耗してきました。

ロックナットを緩め、シャフトをはずすと鋼球が見えます。

フロント側。

リヤ側。

実はこの鋼球、無駄にGRADE3(交差1μ以内)だったりします。というのも以前グリスアップするのに分解した際、どうしても1球だけ見つけることができなくなり(失くしたってこと)、せっかくならと1セット購入したのです。今思えばR-500のハブごときにそんなの入れてどうするって話なのですが、まあ、若気の至りということで…

しかも、何を思ったのか、グリスがイソフレックスだったりします。旋盤の主軸のベアリングに封入されているアレです。そんなに高速回転しないんだからこれも無駄に高級品ですね。デュラグリスみたいに粘っこいタイプじゃないんで水には弱いかもしれませんが、たとえばレース用と割り切ってうっすらとイソフレックスを使ってグリスアップするのはアリかもしれません(たぶんやりませんが)。

玉押しには線が入ってますが、ハブ自体に異常が感じられないのでそのまま使用します。もっともこのホイールに限っては玉押しだけ買うなんてことしないで別なホイールに買い換えると思いますが。

不思議と固定側(?)の玉押しには線がないんだよなぁ。

リヤ側。

リヤ側には両方に線が見えますね。

とりあえず、古いグリスをウェスできれいにふき取りました。

ちなみに、ワンはキレイでした(これはフロントハブ)。

フロント用鋼球。鋼球もまだキレイなのでグリスを拭くだけでOKとします。

リヤ用。以前のペダルに使われてた「終わった」鋼球とは輝きが違います。

グリス量はこんな感じ。低回転だし練習用だから満タンでもいいんだけど、屋外走ることはないだろうしそこそこ入ってればいいかと。

この後、玉あたりを何度か調整して終了です。何回やっても思い通りのあたりに調整できないのでだいぶ妥協しました。リヤ側に少しガタがありますが後は実際にクイックを締めてみてどうなるかです。

7900デュラハブの玉あたり調整がいかに楽にできるかを思い知りました。

明日は久しぶりに少し固定ローラーに乗ってみようと思ってリヤのクイックを固定ローラー用に変えておきました。今日、ちょっとだけスニーカーで3本ローラーに乗ってみたのですが、30秒走っただけで足にきました。相当運動不足になっています。体重も順調に増え続けているので、このままではやばいです。

早く、暖かくならないかなぁ。