単身サイクリストと愉快な工具たち 

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マーチの車検を振り返る

先週ディーラーに車検に出したマーチですが、

いろいろと残念な結果がわかってきました。

 

もともと20万位予算とってたのですが、それ以上にかかった今回の車検。

そこには次の車検の前までの点検分も含まれているんですが、

思いもしなかった出来事が、

「リヤのドラムがばらせないんでアクスルから外して交換していいですか?」

的なことを言われたこと。

過去2回の車検でははずれたのにどうして今回だけ外れなくなったのか。

私じゃなくても気になる部分です。

ちなみに、ディーラーメカ曰く「原因不明です。」

フーン、あっそって感じ。

目いっぱい問い詰めてやろうと思ったんですが、その一言で完全に今日が覚めてしまいました。

次に頼るのは会社にいる元整備士。今でも車好きで全部整備してるような先輩です。

左右両方外れなかったということなので両方もらってきたので片方を先輩に。

もう片方は暇を見つけて職場でいろいろやってみようと思ってます(忙しいからまだ手を付けてないけど)。

この前の土曜日。

乗鞍についてさあ着替えようと思ったら、ならない電話がなりました。

誰かと思えばその先輩から。

先輩「はずれたぞ。」

確かに一晩潤滑スプレー吹いてから置いておいたそうですが、

ちょっとプレスでやったら最初パキっとしただけであとはスルスルとはずれたそうです。

P1000858.JPG

外されたスピンドル

見事にさびて固着してたようです。

P1000857.JPG

ドラムについてたベアリング。

これにナットがついてましたが、プレスかける際に使ったので使用不能とのこと。

バックプレートはついてこなかったので、もしかするとライニングとかシリンダーはそのまま使われたのかもしれません。

てっきりその辺まで全て交換されたものと思ってたんですが、どうやら違うらしい。

明細を会社に置いてきてしまったのでうろ覚えですが、シューセットリヤはのってなかった。

では、なぜ錆びたのか。しかもこの2年で何があったのか。

前回と前々回は外れたのに、なぜ今回は固着したのか。

予測できる答えはふたつ。

①清掃後、圧入する際にうっすらとグリスを塗るのを怠った。

②清掃後、脱脂されたスピンドル素手で触った。

水が入ったとか言う理由ならば前回もこうなってたはず。

また、分解後ここまで外せたんだから、少なくともブレーキドラムとスタッドボルトは交換する必要はなかったはず。

極論を言うと、スピンドルとベアリングもまだ使えます。

まあ、ここまで錆びてしまったスピンドルとベアリングは交換するのも手ですが、

さびなければドラムはそのまま外され、清掃し、もう一度使えたはずです。

せめて、もう少し努力をしてもらえれば納得できたのかなぁ。

次回以降の点検分も支払ってしまいましたが、正直あの店にはもう行くのを止めようと思った瞬間です。

もともと歩いていける最寄りのディーラーがニッサンだったわけでして。

買って半年で移転統合されて正直面倒くさかったんです。

そういえば、頼んでないし見積もりにものってなかったエンジン添加剤も

入れられてましたね。¥4320。

金稼ぎに入れたのか、エンジンに何か問題があり、ごまかすために入れたのか。

もっと近くにプリンスが開店した今、もう、向こうに行く理由もないのかな。

少し自分でいじることも考えつつ、今後の自動車との付き合いを考えさせられた出来事でした。

大好きなまんが、「湾岸ミッドナイト」にて、外車販売店の社長が言った言葉を思い出しました。

(勝手に引用させていただきました。)

「メカなんて確実にアッセン交換ができりゃあそれでいいんだよ」